データ型一覧 - HTML 4.01 Frameset

  1. SGML Token
  2. Parameter entities
  3. All parameter entities

SGML Token

HTMLで定義されているものです。

#PCDATA
文書文字集合中の任意の文字の列であり、文字実体をも含みます。 改行、タブは、スペースに置き換えられます。 基本的にはCDATAと同じですが、 < や & などの文字(マーク)は特別な意味を持ち、タグの区切りなどとして扱われます。
CDATA
文書文字集合中の任意の文字の列であり、文字実体をも含みます。 改行、タブは、スペースに置き換えられます。 STYLE要素とSCRIPT要素はCDATA型の内容モデルを持っていますが、 マーク付けと実体が生のテキストとして扱われ、そのままアプリケーションに渡されます。 最初に '</'(ETAGO: 終了タグ開始区切り子)が現れた時点で、要素の内容が終わるものとして扱われます。
ID
アルファベット([A-Za-z])で開始し、 任意の数のアルファベット、数字 ([0-9])、ハイフン (-)、アンダースコア (_)、 コロン (:)、ピリオド (.)のみで構成された文字列です。
HTML4、ISO/IEC 15445:2000では、IDデータ型の属性値は大文字に変換されて解釈されます。 IDデータ型の属性を使って当該要素をアンカーとして用いる場合、アンカーのIDデータ型属性値と、リンク元のフラグメント識別子との整合性に注意してください。 ユーザエージェントの対応等を考えると、IDデータ型の値は大文字に統一しておくのが無難と言えるでしょう。
IDREF
他の属性で定義されるIDトークンへの参照です。 単一のトークンです。
IDREFS
他の属性で定義されるIDトークンへの参照です。 IDREFをスペース区切りで列記したものです。
NAME
アルファベット([A-Za-z])で開始し、 任意の数のアルファベット、数字 ([0-9])、ハイフン (-)、アンダースコア (_)、 コロン (:)、ピリオド (.)のみで構成された文字列です。
NUMBER
1桁以上の数字([0-9])です。

Parameter entities

DTDでパラメータ実体として定義されているものです。

%Character (CDATA)
任意の1文字を表します。文字参照で指定しても構いません。
%Charset (CDATA)
文字符号化方法を表します。IANAに登録された文字列でなければなりません。 文字符号化方法の名称は、大文字小文字を区別しません。
%Charsets (CDATA)
文字符号化方法を列挙します。
%Color (CDATA)
SRGBモデルで定義される色指定を表します。 色の値は、#記号を冒頭につけた十六進数値、または後述の色名の、どちらかで指定します。 色名は、大文字小文字を区別しません。
  • Black = "#000000"
  • Silver = "#C0C0C0"
  • Gray = "#808080"
  • White = "#FFFFFF"
  • Maroon = "#800000"
  • Red = "#FF0000"
  • Purple = "#800080"
  • Fuchsia = "#FF00FF"
  • Green = "#008000"
  • Lime = "#00FF00"
  • Olive = "#808000"
  • Yellow = "#FFFF00"
  • Navy = "#000080"
  • Blue = "#0000FF"
  • Teal = "#008080"
  • Aqua = "#00FFFF"
%ContentType (CDATA)
MIMEタイプを表します。MIMEタイプは大文字小文字を区別しません。
%ContentTypes (CDATA)
MIMEタイプを列挙します。
%Coords (CDATA)
イメージマップで使用される、スクリーン上の位置と形状です。 座標や長さを表す数値を、カンマ区切りで指定します。
%Datetime (CDATA)
日付と時刻を表します。日時の文字列形式は次の通りです。
 YYYY-MM-DDThh:mm:ssTZD 
  • YYYY = 4桁の西暦年
  • MM = 2桁の月数(01なら1月、など)
  • DD = 2桁の日にち(01から31まで)
  • hh = 2桁の時間(00から23まで)
  • mm = 2桁の分(00から59まで)
  • ss = 2桁の秒(00から59まで)
  • TZD = タイムゾーン("+09:00"など)
詳細はW3CDate and Time Formatsを参照してください。
%FrameTarget (CDATA)
目標フレーム名を表します。後述する予約済み名称を除き、目標フレーム名は、アルファベット(a-zA-Z)で始めなければなりません。 ユーザエージェントは、それ以外の名称を無視します。
_blank
指定文書を、名前のない新規ウインドウに読み込みます。
_self
指定文書を、当該目標を指している要素のある、現在のフレームに読み込みます。
_parent
指定文書を、現在のフレームの直接の親であるFRAMESETに読み込みます。 現在のフレームに親フレームが存在しない場合は、'_self' と等価です。
_top
すべてのフレーム割を解消し、元ウインドウ全体に指定文書を読み込みます。 この値は、現在のフレームに親が存在しない場合、'_self' と等価です。
%LanguageCode (NAME)
人々が用いる自然言語を識別する言語コードです。コンピュータ言語は明示的に除外されています。 言語コードは、主コードと副コード群から成り、副コードは空であっても構いません。 言語コードについては、RFC1766を参照してください。
 language-code = primary-code ( "-" subcode )* 
%Length (CDATA)
ピクセル数、または水平・垂直方向で利用可能な空間に対するパーセンテージです。 したがって、'50%' と指定すると、利用可能な空間の半分という意味になります。
%LinkTypes (CDATA)
リンク形式を表します。リンク形式は大文字小文字を区別しません。 HTMLの仕様で定義されたリンク形式は次のとおりです。
Alternate
リンクが存在する文書の代替文書を指します。lang属性と併用した場合、当該文書の翻訳版を示します。 media属性との併用は、別メディア版を示します。
Stylesheet
外部スタイルシートを指します。リンク形式 'Alternate' との併用した場合は、ユーザが選択可能な代替スタイルシートを示します。
Start
文書群の中の最初の文書を指します。 検索エンジンに対して、最初に読ませたいと著者が想定している文書がどれであるかを示すことができます。
Next
続き物とされている文書群の、「次」の文書を指します。 ユーザエージェントによっては、「次」の文書を先読みするものもあるでしょう。
Previous
'Prev' と同義です。
Prev
続き物の、「前」の文書を指します。同義語 'Previous' をサポートするユーザエージェントもあります。
ToC
'Contents' と同義です。
Contents
目次として提供される文書を指します。同義語 'ToC' をサポートするユーザエージェントもあります。
Index
当該文書の索引である文書を指します。
Glossary
当該文書に関連する用語集である文書を指します。
Copyright
当該文書の著作権表示を指します。
Chapter
文書群の中の「章」である文書を指します。
Section
文書群の中の「節」である文書を指します。
Subsection
文書群の中の「小節」である文書を指します。
Appendix
文書群の中の附属書である文書を指します。
Help
詳説、他リソースへのリンク等の、ヘルプ文書を指します。
Bookmark
ブックマークを指します。ブックマークは、拡張文書中の、鍵となる入り口です。 例えば、ブックマークのラベルとして、title属性が使われることがあります。 各文書に複数のブックマークを定義することも可能です。
%MediaDesc (CDATA)
メディア形式を表します。メディア形式は大文字小文字を区別しません。 HTMLの仕様で定義されたメディア形式は次のとおりです。
screen
非ページ型のコンピュータスクリーンを示します。
tty
固定文字幅での出力を示します。例えばテレタイプ、端末機器、表示能力に制限のある携帯機器、などです。
tv
低解像度で、色やスクロール能力に制限がある、テレビ型機器を示します。
projection
プロジェクターを示します。
handheld
モバイル機器を示します。画面が小さく、モノクロ、ビットマップ画像、帯域幅に制限がある機器、などです。
print
紙などの、ページ型の不透明素材での出力、および印刷プレビューモードでのスクリーン出力を示します。
braille
点字出力機器を示します。
aural
音声合成装置を示します。
all
すべての出力に適合します。
%MultiLength (CDATA)
ピクセル数、水平・垂直方向で利用可能な空間に対するパーセンテージ、または相対的な長さです。
相対的な長さは、整数 n を用いて、'n*' という形式で示します。 複数の要素が表示可能空間を取り合う場合、ユーザエージェントは、ピクセル及びパーセントで示された長さを先に割り当て、その残りを相対的な長さで分割します。 相対指定されている区画は、分割可能な空間について、'*' のついた整数の比率に従って分配されます。 値が '*' の場合、これは '1*' と解釈されます。
したがって、'1*', '2*', '3*' という3つの相対指定がある場合、 ピクセル値とパーセント値を割り当て終えた残りが60ピクセルだったとすると、 '1*' には10ピクセル、'2*' には20ピクセル、'3*' には30ピクセルが割り当てられます。
%MultiLengths (CDATA)
ピクセル数等の長さを列挙します。
%Pixels (CDATA)
スクリーンや紙など、キャンバスに表示する際のピクセル数を表す整数です。したがって、'50' と指定すると、50ピクセルと解釈されます。
%Script (CDATA)
スクリプトデータを表します。スクリプトデータは、SCRIPT要素の内容、および組込みイベント属性の値などで使用されます。 スクリプトデータが大文字小文字を区別するかどうかは、スクリプト言語に依存します。 要素の内容としてのスクリプトデータは、文字参照を含むことができませんが、属性の値では文字参照を含むことができます。
%StyleSheet (CDATA)
スタイルシートデータを表します。スタイルシートデータは、STYLE要素の内容、及びstyle属性の値などで使用されます。 スタイルデータが大文字小文字を区別するかどうかはスタイル言語に依存します。 要素の内容であるスタイルデータは、文字参照を含むことができませんが、属性の値では文字参照を含むことができます。
%Text (CDATA)
「人間が読んで解る」という意味の、普通のテキストを示します。
%URI (CDATA)
URIを表します。URIは基本的に大文字小文字を区別します。 コンピュータ名など、URIあるいはURIの一部では大文字小文字が区別されない場合がありますが、 安全性の面から、URIは常に大文字小文字を区別すると覚えたほうがよいでしょう。

All parameter entities

DTDで定義されている全てのパラメータ実体です。

%CAlign
"(top|bottom|left|right)" 
%Character
"CDATA" 
%Charset
"CDATA" 
%Charsets
"CDATA" 
%Color
"CDATA" 
%ContentType
"CDATA" 
%ContentTypes
"CDATA" 
%Coords
"CDATA" 
%Datetime
"CDATA" 
%FrameTarget
"CDATA" 
%HTML.Frameset
"INCLUDE" 
%HTML.Reserved
"IGNORE" 
%HTML.Version
"-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN" 
%HTML4.dtd
PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "html401-transitional.dtd" 
%HTMLlat1
PUBLIC "-//W3C//ENTITIES Latin1//EN//HTML" "HTMLlat1.ent" 
%HTMLspecial
PUBLIC "-//W3C//ENTITIES Special//EN//HTML" "HTMLspecial.ent" 
%HTMLsymbol
PUBLIC "-//W3C//ENTITIES Symbols//EN//HTML" "HTMLsymbol.ent" 
%IAlign
"(top|middle|bottom|left|right)" 
%InputType
"(TEXT | PASSWORD | CHECKBOX | RADIO | SUBMIT | RESET | FILE | HIDDEN | IMAGE | BUTTON)" 
%LAlign
"(top|bottom|left|right)" 
%LIStyle
"CDATA" 
%LanguageCode
"NAME" 
%Length
"CDATA" 
%LinkTypes
"CDATA" 
%MediaDesc
"CDATA" 
%MultiLength
"CDATA" 
%MultiLengths
"CDATA" 
%OLStyle
"CDATA" 
%Pixels
"CDATA" 
%Scope
"(row|col|rowgroup|colgroup)" 
%Script
"CDATA" 
%Shape
"(rect|circle|poly|default)" 
%StyleSheet
"CDATA" 
%TAlign
"(left|center|right)" 
%TFrame
"(void|above|below|hsides|lhs|rhs|vsides|box|border)" 
%TRules
"(none | groups | rows | cols | all)" 
%Text
"CDATA" 
%ULStyle
"(disc|square|circle)" 
%URI
"CDATA" 
%align
"align (left|center|right|justify) #IMPLIED" 
%attrs
"%coreattrs; %i18n; %events;" 
%block
"P | %heading; | %list; | %preformatted; | DL | DIV | CENTER | NOSCRIPT | NOFRAMES | BLOCKQUOTE | FORM | ISINDEX | HR | TABLE | FIELDSET | ADDRESS" 
%bodycolors
" bgcolor %Color; #IMPLIED text %Color; #IMPLIED link %Color; #IMPLIED vlink %Color; #IMPLIED alink %Color; #IMPLIED " 
%cellhalign
"align (left|center|right|justify|char) #IMPLIED char %Character; #IMPLIED charoff %Length; #IMPLIED " 
%cellvalign
"valign (top|middle|bottom|baseline) #IMPLIED" 
%coreattrs
"id ID #IMPLIED class CDATA #IMPLIED style %StyleSheet; #IMPLIED title %Text; #IMPLIED " 
%events
"onclick %Script; #IMPLIED ondblclick %Script; #IMPLIED onmousedown %Script; #IMPLIED onmouseup %Script; #IMPLIED onmouseover %Script; #IMPLIED onmousemove %Script; #IMPLIED onmouseout %Script; #IMPLIED onkeypress %Script; #IMPLIED onkeydown %Script; #IMPLIED onkeyup %Script; #IMPLIED " 
%flow
"%block; | %inline;" 
%fontstyle
"TT | I | B | U | S | STRIKE | BIG | SMALL" 
%formctrl
"INPUT | SELECT | TEXTAREA | LABEL | BUTTON" 
%head.content
"TITLE &amp; ISINDEX? &amp; BASE?" 
%head.misc
"SCRIPT|STYLE|META|LINK|OBJECT" 
%heading
"H1|H2|H3|H4|H5|H6" 
%html.content
"HEAD, FRAMESET" 
%i18n
"lang %LanguageCode; #IMPLIED dir (ltr|rtl) #IMPLIED " 
%inline
"#PCDATA | %fontstyle; | %phrase; | %special; | %formctrl;" 
%list
"UL | OL | DIR | MENU" 
%noframes.content
"(BODY) -(NOFRAMES)" 
%phrase
"EM | STRONG | DFN | CODE | SAMP | KBD | VAR | CITE | ABBR | ACRONYM" 
%pre.exclusion
"IMG|OBJECT|APPLET|BIG|SMALL|SUB|SUP|FONT|BASEFONT" 
%preformatted
"PRE" 
%reserved
"" 
%special
"A | IMG | APPLET | OBJECT | FONT | BASEFONT | BR | SCRIPT | MAP | Q | SUB | SUP | SPAN | BDO | IFRAME" 
%version
"version CDATA #FIXED '%HTML.Version;'"