Array.map (配列マップ)

  1. 文法
  2. 詳細
  3. 引数
  4. 戻り値

1. 文法

メンバ型
関数
メンバ所有者
global.Array インスタンス
呼び出し
instance .map( func, * )

2. 詳細

配列の各要素に対して引数 funcを実行します。 funcはTJS関数オブジェクトです。 Perlのmap関数に似ています。

当該コンテキスト(thisオブジェクト)は変更されません。

3. 引数

func ( Function )
各要素に対して実行する関数を指定します。 この関数は、二つ以上の引数を受け取り、任意の値を返す関数です。 一つめの引数は、対象要素のインデックス番号です。 二つめの引数は、対象要素の値です。 三つめ以降の引数は、 Array.map自身の オプション引数そのものです。 この関数 funcの戻り値は、 Array.map関数の戻り値の構成要素となります。
* ( Any )
オプション引数を指定します。必須ではありません。 funcの実行に必要なパラメータがあれば、それらを指定します。 ここで指定されたオプション引数は、そのまま funcに渡されます。

4. 戻り値

関数 funcの戻り値が反映された配列を返します。

5. 例

// 配列 foo の全要素について、関数 myFunc(インデックス, 各要素) を実行します。
function myFunc(index, value) { ... };
foo.map(myFunc);
// 配列 foo の全要素に1を加えた結果を配列で取得します。
var bar = foo.map(function (index, value) { return (value + 1); });