Layer.drawJuliaSet (ジュリア集合)

  1. 文法
  2. 詳細
  3. 引数
  4. 戻り値
  5. 関連項目

1. 文法

メンバ型
関数
メンバ所有者
global.Layer インスタンス
呼び出し
instance .drawJuliaSet( func, p_re, p_im, w_re, w_im, left, top, width, height, c_re, c_im, pow, limit )

2. 詳細

ジュリア集合を描画します。

3. 引数

func ( Object )
カラーコードを算出するためのコールバック関数を指定します。
func は、一つの引数を受け取り、カラーコードを返すTJS2関数オブジェクトです。 引数には発散の度合いを表す整数値(0 〜 limit)が格納されています。 0は収束したことを示します。 正数の場合、数値が小さいほど速く発散したことを示します。
// 収束した部分が白くなる
function getColorCode(p) {
  p = (p == 0) ? 0xFFFFFFFF : 0;
  return p;
}
lay.drawJuliaSet(getColorCode, -1.0, -1.0, 2.0, 2.0, ...
p_re ( Real )
複素平面上の計算開始位置(実数軸)を指定します。
p_im ( Real )
複素平面上の計算開始位置(虚数軸)を指定します。
w_re ( Real )
複素平面上の計算対象幅(実数軸)を指定します。
w_im ( Real )
複素平面上の計算対象幅(虚数軸)を指定します。
left ( Integer )
レイヤ上の描画開始位置(X軸)を指定します。
top ( Integer )
レイヤ上の描画開始位置(Y軸)を指定します。
width ( Integer )
レイヤ上の描画幅(X軸)を指定します。
height ( Integer )
レイヤ上の描画高さ(Y軸)を指定します。
  • 複素座標上の矩形とレイヤ上の矩形の対応を指定する
c_re ( Real )
加算する定数(実数項)を指定します。
c_im ( Real )
加算する定数(虚数項)を指定します。
pow ( Integer ) [default: 2]
べき乗数を指定します。2なら自己平方になります。
limit ( Integer ) [default: 255]
収束・発散判定時の、最大繰り返し演算回数を指定します。

4. 戻り値

常に0。

5. 関連項目